■ 父はイランのサッカー選手だったダルビッシュ

今年は最多奪三振に加え、今中慎二以来17年ぶりに
沢村賞を獲得したダルビッシュ有(ゆう)

身長は196cm、ハンサムな顔つきと独特の名前は、両親を見てのとおり。

母親は日本人、父親はイラン人で元サッカー選手。
現在は日本国籍。
「有」は、イスラム教のカリフ「アリー・イブン・アビー＝ターリブ」にちなむ。

3歳の頃、父が枕元に野球とバスケットとサッカーのボールを並べたら、
最初に手に取ったのが野球のボールだったというダルビッシュ。

父はサッカー選手であったため、サッカーのボールも蹴って渡したが
それも投げてしまったそうで（＾＾；）。

小学校2年生から本格的に野球を始め、羽曳野ボーイズで全国大会ベスト8、
世界大会3位という成績を収め、50以上の高校からスカウトがあったが、
環境面等を理由に東北高等学校に入学。

195cmの長身から繰り出す直球は当時から150km/h近くを出し、
2年春夏、3年春夏と4度甲子園に出場。

2年夏は決勝で坂克彦を擁する常総学院に敗れて準優勝、
3年春の熊本工戦では史上12度目・10年ぶりとなるノーヒットノーランを達成。

2005年にプロ入り後、2007年はエースとして初の開幕投手を務め、
ロッテの成瀬善久とシーズン終盤に防御率争いを繰り広げたが、
0.003点差で惜しくも最優秀防御率は逃した。

とはいえ、15勝5敗・防御率1.82・被打率.174など
球界を代表する投手にまで上りつめ、チームの連覇に貢献。

2005年までは変化球主体のピッチングだったが、
WBC日本代表壮行試合で肩を痛めたのをきっかけに、
試行錯誤を繰り返しながら新しいピッチングスタイルを模索。

2006年シーズン後半からスライダー（スラーブ気味と言われる）を筆頭に、
ツーシーム（解説者などからはシュートと言われることもある）、カーブ、
フォーク、カットボール、チェンジアップなどの多彩な変化球を使ってカウントを稼ぎ、
MAX154km/hのストレートを決め球とするピッチングに。

これが功を奏し、好成績を残している。

今年はサエコさんともいろいろありつつも、無事結婚。
二世誕生も待ち遠しいですね～。

▼2008カレンダー☆☆　ダルビッシュ有　☆☆ICL304 
 

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