[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
夢のある話です。100ドルパソコン。
100ドルパソコンというのは、世界中、特に開発途上国の子供たちに新しい教育手段を
提供する目的で、そのために必要な機能を備えた廉価版のパソコンとして開発中。
一般に100ドルパソコン($100 laptop)と呼ばれています。
あくまでも「教育」が目的であって、
パソコンの開発自体や情報格差(デジタルデバイド)の解消が主たる目的ではないんですね。
製造は台湾のクアンタ・コンピュータに委託することが決定していて、
2006年中に評価用の試作機を完成し、2007年には
ウルグアイやブラジルなどの児童らに配布されてすでにテストされています。
当初の価格は130から140ドル程度となるものの、
2008年末までには、通称通りの100ドルに低価格化する予定。
ちなみに、2007年時点のコストは175ドルである。
その性格上、開発途上国政府を通じた現地の小学生らへの配布が中心だが、
一般ユーザーに対しても、eBayを通じて450ドルで販売し、
その収益でより多くのパソコンを寄付するアイデアもある。
2007年11月に期間限定で、アメリカの一般ユーザーに
2台400ドルでOLPCのホームページで通信販売することが発表。
1台は途上国に寄付、2台目はユーザーのもとに届く。
世界の子供達が、インターネットにつながり、
世界の人々がつながっていく。
そんな時代は意外と近いのかもしれません。
【関連記事・iza!】
100ドルパソコンで世界は一つ 11月発売
100ドルパソコン量産開始 格差改善なるか