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三蔵法師が見た巨大な涅槃仏が存在した?
そんな話題でもちきりのバーミヤン。

古代から存続する都市バーミヤーンの近郊には、
1世紀からバクトリアによって石窟仏教寺院が開削され始め、
石窟の数は1000以上にものぼったという。

5世紀から6世紀頃には高さ55m(西大仏)と38m(東大仏)の
2体の大仏をはじめとする多くの巨大な仏像が彫られ、
石窟内にはグプタ朝のインド美術やサーサーン朝の
ペルシア美術の影響を受けた壁画が描かれた。

バーミヤーンの仏教文化は繁栄をきわめ、
630年に唐の仏僧玄奘がこの地を訪れたときにも
依然として大仏は美しく装飾されて金色に光り輝き、
僧院には数千人の僧が居住していたという。

ではなぜそれが廃れたのか?

イスラムの進出があったからなんですね。

ムスリム(イスラム教徒)勢力がこの地にも及ぶようになり、
イスラーム教徒による厳しい迫害によって次第に仏教徒の共同体は消滅。

11世紀初頭にこの地を征服したガズナ朝のマフムードによって
石窟寺院遺跡が略奪を受け、大仏も装飾が剥がれ、顔面部が崩落するなど
長年にわたる放置のために大きな被害を受けた。

だが破壊をまぬがれ、偶像崇拝を否定するイスラムの時代を通じても
依然として多くの壁画は残されていた。

19世紀以降、アフガニスタンが国際社会に組み込まれ、
西洋人や日本人が山岳地帯の奥深くまで探検に訪れるようになると、
バーミヤーン遺跡は大仏を始め多くの仏教美術が残されていたことから
俄然注目を集め、一躍アフガニスタンの誇る世界的な文化遺産とみなされるに至る。

しかし、1979年のソビエト連邦のアフガニスタン侵攻以来
アフガニスタンで続いてきたアフガン紛争によって
大きな被害を受け、2001年には当時のアフガニスタンの
ターリバーン政権の手によって爆破され、遺跡は壊滅的な被害を受けたわけです。

一連の混乱と破壊により大仏のみならず、石窟の壁面に描かれた
仏教画のおよそ8割が失われたと報告。

2002年以来、日本が181万ドルを拠出する仏龕の修復事業をはじめ、
国際支援による修復が進められ、日本ではヒロ・ヤマガタを
中心としたバーミヤン アフガニスタン レーザープロジェクト
実行委員会が設立され、バーミヤン アフガニスタン レーザープロジェクトを企画。

この企画は、作家が描くバーミヤンの仏像を多色のレーザー光線で
バーミヤンの崖に投射し仏像を再現するもので、2012年6月中旬開始を予定。

レーザーの像は週6日 日没から崖に向けて約1時間投射され、
そのために用いる電力は太陽光発電などによって賄われ、
投射時間外は、地元住民のために使われるという。

▼黄金の都バーミヤン~三蔵法師が見た巨大仏~/ドキュメント[DVD] 
 

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