■ ゲームは三番目？の現在の任天堂

巷では、Wii Fitが発売され、どんだけ売れるか
とにかく注目度が高まっていましたが、
いざフタを開けると…。

任天堂：Wiiフィット発売　店頭は静かなスタート、ネットは“完売”【毎日jp】

確かにAmazonでは速攻品切れ。
二次問屋などでも価格は急騰中で、今や定価超えは当たり前、
15000円前後で案内をかけているところまで出ているほどだとか。
海外に先行して発売されるためか転売屋の動きも活発な模様でしたが、
実際の店頭では、意外と見かけました。

最初の2日で約25万を販売。
出荷が40万でしたから、ちょっと微妙なライン。

現在の任天堂。

実はかなり不安定と見る向きが増えてきました。

「マリオギャラクシー」は70万本出荷されたものの、まだスルーは
30万本程度。市場ではダブつき、場合によっては3000円台として
ワゴン扱いの店も出ているほど。

DSの「マリオ」が400万本以上売れ、Wiiの新作だし、と
安易に大量に買った流通は、やはりWiiがファミリー向けマシンだと
いうことに気づいてなかったようで。

そもそも今の任天堂は、いわゆる任天堂売りになれる企画のポイントを
1■ヘルス＆ビューティ企画
2■「身に付く」系企画

の順番にし、最後の三番手にようやく「ゲーム」がくる始末。

しかもこの「ゲーム」の条件は、「過去に大きなヒットの実績を持ち、DSやWiiの
インターフェイスを活用したもの」としているそうで。

ちなみに、市場で品薄のWii Fit。
これが欲しければ、（だぶついている）「マリオギャラクシー」も買えと
言ってるとかいう話も。

もはや任天堂は、昔に戻りつつあり、
ゲーム屋でもなくなりつつあるのです。

ここまでは、絶好調だった岩田社長体制。
４年目にして、ぐらつき始めている…と感じているのは、
私だけではなくなりつつあるようです。

▼任天堂　Wii『Wii Fit 』　よもや売れないなんてことは…

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