■ エコバスは値段は下がるの？

地球温暖化が深刻な中、いろんなエコが推進されるのは
いいことです。

いかにも排気ガスをバンバン出しているバスに
エコバスが導入されて、新燃料が起用される
というのもいい話です。

二酸化炭素も、燃料も、大幅に減りそうです。

【iza!】新燃料“エコ”都バス　今秋発進　軽油と混ぜずに使用可

ま、ここまではいいんですが、燃料もエコになるけれど、
たぶん運賃のエコはないんでしょうね（＾＾；）。

ガソリンの値上がりとかが進むと、タクシーや交通機関は
運賃を上げてくるくせに、エコで燃料が安くなっても
そこはスルー…。

そういうのは、マスコミも突き上げて欲しいですけどねぇ～。
運賃も下がれば利用者も増える。
そして、エコバスの導入も加速する…と思いますが。

どうなんでしょうねぇ。

■ 地球温暖化の現実

ビジネスチャンス。
それは、世の中の問題点を解決することで
生まれるケースがほとんどです。

その問題が大きければ大きいほど、
お金儲けのネタになる、というわけです。

そんな中、今世界中が一番注目している「地球温暖化」。

この現実は、調べてみると、確かに非常に大きな問題をはらんでいます。

地球温暖化とは地球表面の大気や海洋の平均温度が、長期的に見て上昇する現象。
生物圏内の生態系の変化や海水面上昇による海岸線の浸食といった、
気温上昇に伴う二次的な諸問題まで含めて言われることもある。

特に近年観測されている20世紀後半からの温暖化について指すことが多い。
単に「温暖化」と言うこともあるが、現在、温暖化が将来の人類や環境へ与える悪影響を考慮して、
さまざまな対策が立てられ、実行され始めている。

近年、地球表面の大気や海洋の平均温度は上昇を示しており、
これによる、海水面の上昇や、気候変動が観測され、
生態系や人類の活動への悪影響が懸念されている。

この地球温暖化は、人間の産業活動から排出された温室効果ガスによって
引き起こされているとする説が有力である。

2007年2月には国連の『気候変動に関する政府間パネル』（IPCC）により、
人為的な温室効果ガスが温暖化の原因である確率は「90%を超える」とされた。

最新の予測では、2100年には平均気温が最大推計で6.4℃（最良推定値1.8～4℃）、
海面水位は平均推計で38.5cm（最大推計59cm）上昇するとされている。

海面水位上昇は1980年代には数mの上昇が予測されていたが、
1990年代にはIPCCにより67cmと予測され、2001年には48.5cmと予測されており
年々上昇予測の水準が低下している。

また、「たとえ二酸化炭素などの温室効果ガスの濃度が安定化したとしても、
温暖化を止めることはできない」とも言明されている。

さて、そんな状況を受けて、企業の多くはビジネスチャンスだと
考えているようで。

「温暖化はチャンス」世界主要企業の８０％超【iza!】

世界的な問題こそ、ビジネスチャンス。
ただし、お金儲けのためだけでなく、社会貢献を兼ねてこそ
企業活動も支持されるわけですから。

そのへんもふまえたビジネスの登場に期待したいものです。はい。